
前回お伝えしたウリボウ騒動。
米ぬかを食べに来ていたイノシシ親子の一件から、また少し時間が経ちました。
あれからも、この山すそでは静かな攻防が続いています。
■今度は鹿が現れました
ある夜、トレイルカメラを確認していると、画面にしっかりとした姿が映っていました。
何だろうと思って再生してみると、そこに写っていたのは鹿でした。

イノシシの次は鹿か、と正直なところ少し笑ってしまいました。
首を伸ばして周りの様子をうかがう姿は、
このあたりをよく知っている常連のようにも見えます。
■このあたりでも鹿が増えているようです
最近、近所の農家さんから
・芽を食べられた
・畑を横切られた
・作物がかじられていた
といった話を聞くようになりました。
人の生活圏のすぐ裏で、野生動物の動きが確実に増えているようです。
■ 前回の出来事がふと頭をよぎります
ウリボウの時は、地域の慣習に従って処理していただき、
いただいたお肉を友人たちと美味しくいただきました。
あの柔らかさは今でも忘れられません。
今回も鹿の姿を見て、つい前回のことを思い出しました。
■ 次は何が来るのか
イノシシに鹿と来れば、花札の猪鹿蝶が頭に浮かびます。
ただ、この山すそで最後の蝶は、本物の蝶とは限らない気がします。
実は、すぐ隣の水田の放棄地で、カルガモがのんびり過ごしていたことがあります。
水が残りやすい場所なので、鴨がふらっと立ち寄っても不思議ではありません。
もし本当に次が鴨だったら・・・
そう思うと、この静かな攻防もいよいよ物語めいてきます。
■ 静かな攻防はまだ続きます
夜になると、風にまぎれて小さな物音がする日があります。
カメラを確認するたびに、次は何が映っているのかと少し楽しみになってきました。
また新しい動きがあれば、ご報告します。
(撮影地:大分市南西部・大型ショッピングエリア近郊)
投稿者:船舶 T-K