
「まさか、うちの“肥料”がグルメに狙われるとは・・・!」
そんな出来事が起きたのは、大分市南西部。
郊外の大型ショッピングエリア(ワサダタウン付近)から約2kmの山のふもと。
のどかな場所にある小さな畑で、ちょっとした“事件”が起きました。
■畑の肥料が忽然と消えた?
数日前、土づくりのためにまいておいた米ぬかが、
翌朝見に行くと、きれいさっぱり消えていました。まるでマジック!
「風? 鳥? それとも・・・」
あまりにきれいな消え方に不信感を覚え、トレイルカメラを設置して様子を見ることにしました。
■現れたのは・・・まさかの“親子連れ”!!
数日後、映像を確認すると・・・
そこに映っていたのは、立派なイノシシの親子!
どうやら“肥料”は見事にディナーにされてしまったようで、
子どもたちは夢中で掘り返し、まるで“食べ放題のビュッフェ会場”のようでした。

■大分市南西部の静かな山すそで!
驚くのは、すぐ200mほど先には住宅地が広がっているということ。
日常のすぐ裏側。そんな場所で、まさかイノシシの親子が出没するとは・・・。
自然と生活圏の境界が、思っているよりずっと近いことを実感しました。
しかも、米ぬかだけでなく栗や柿まできれいに食べられ、
畑はすっかり「秋の味覚食べ放題」会場と化していました。
■さて、どうするか?
電気柵? くくり罠? それとも「イノシシ立入禁止」の立て札?
どれも決め手に欠け、しばらくは知恵比べが続きそうです。
自然と共に生きる・・・
言葉で言うのは簡単ですが、実際はなかなか骨が折れますね。
そして、イノシシとの静かな攻防は、まだ終わっていません。
この“ちょっとした騒動”の行方がどうなるのか・・・。
結末は、また次の機会にお伝えできればと思います。
(撮影地:大分市南西部・大型ショッピングエリア近郊/気温25℃/撮影日:2025年10月18日)
投稿者:船舶 T-K